新型コロナウィルス感染者の減少をうけて3か月ぶりの放浪館志塾が10月29日に開催されました。
今回は前回のオンライン授業で勉強した海と月の満ち欠けにもつながる、星空のお話になります。
事前に先生たちはいろんな宿題を出していました。
放浪館志塾では、生徒に1台ずつノートPCを支給し、ClassroomというGoogleのサービスを使って先生たちとやり取りしています。
そして、今回も素晴らしいゲストティーチャーをお招きしております。
星空写真家・天の川ハンターの荒木マサヒロさんです。
今回の授業は放浪館内のテラスがあるスペースで行っております。
先生たちは、布タイプのスクリーンを貼って、簡易の野外教室を作りました。
エフエム龍郷の西圭吾さんも進行役として、来てくださり和やかに授業は始まりました。
「ふしぎ発見!」のテーマ曲も流れ、みんなワクワクしてきました!
まず、はじめに荒木先生が撮影した奄美の星空の写真を見ていきます。
これが、本当にきれいで・・・子供たちはじっと見入っていました。
荒木さんの写真は、どこで撮られたものかわかるように、目印となる建物や地形を一緒に空を映しています。なので、子供たちもあそこじゃないかな?などとこそこそと話しながら見ていました。
「奄美は星が見えすぎる」と荒木さんは言います。
こんな風には都会では見ることができないんだよと子供たちに教えてくださいました。
そして、季節によって見える星が変わること。それは地球が周っているからですね。
さてここで荒木さんからのお題「夏の大三角」はどれでしょう??
こんな星がいっぱいあるのに、わかるかしら・・・と大人たちは心配していますが
「ベガ! アルタイル! デネブ!」と子供たちは次々に正解していきます。
次に、
子供たちは「いるか座」というあまり聞きなれない星座を教わりました。
これを先に見つけると、夏の大三角が見つけやすいんだよと先生は言います。
それを聞いた子供たちは、どんどんいるか座も見つけていきます。
その昔、星を知っていないと自分の位置を知ることはできませんでした。
特に航海士たちは、とても星に詳しかったんですね。
この夜は、あまり天気が良くなかったのですが奇跡的にこの時間帯に晴れました。
実際に、大三角が見れるか見てみよう!!
もってきたブランケットなどに、ごろんと仰向けに寝転がります。
隣の友達と、あれかな?これかな?と話しています。なんだか楽しそう。
10月は夏の大三角も冬の大三角も晴れていたら見える時期だそうです。
結局はベガとオリオン座くらいしか見れなかったけどみんな大満足!!
星を見つけられるということが楽しくなってきたようです。
今宵の授業はここで終了。またみんなで星を見つけに行きたいね。
荒木マサヒロさん、西圭吾さん、ありがっさまりょうた!
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